学歴による賃金の差について
- soukou268
- 2023年5月23日
- 読了時間: 1分
中学生や高校生があまり意識していないかもしれないと思いますので、
今回は学歴による賃金の差について、一言。
厚生労働省の令和3年の資料ですが、学歴別の賃金について
調べたものがあります(賃金構造基本統計調査)。
これによると、男性ではピークの賃金について
大学院卒 67万6千円
大学卒 50万5千円
専門学校卒 37万4千円
高校卒 35万1千円
となっており、学歴による賃金の違いがはっきりと示されています。
(女性の方も同様の傾向ですが、差が小さくなっています。)
これは、「今」の状況を調べたものですので、将来はわかりませんが、
働き始めると、なかなか上の学校に通うことはできませんから、
就学期に行っておいたほうが、将来多くの賃金を得る確率は
高くなる、のではないかと思います。
就職の方を見ても、
山梨県の有名企業では、大学卒からしか採用しないところがあったり、
技術系などは大学院卒しか採用しないというところもあります。
一般に、企業が大きいほど賃金は高くなる傾向にありますので、
学歴はなかなか侮れないということになります。
一概に、大学に行ったほうがよい、という気はもちろんありませんが、
賃金の差が、今はある、ということを知ったうえで、
将来に向けた、前向きな進路選択をしてほしいと思っています。
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