英語がわかるために
- soukou268
- 2023年4月7日
- 読了時間: 2分
世界では、日本人は、英語が苦手で有名なんだそうです。
悔しいかな、得意な方は少ないと思います。
逆に、少ないので、日本で英語ができる方は、会社などでは重宝されます。
会社にとっては、世界を相手に商売ができるので、つまりは
お客さんが、10倍、20倍に増えることになるわけですから、
売り上げを伸ばすためには、是非ほしい人材なわけです。
このような、メリットのある英語ですが、
なぜか、日本人は英語が不得意です。
今回は、そこのあたりを考えてみたいと思います。
その理由として、大きくは、2つあると思います。
一つ目は、日本語と英語の、語順の違いです。たとえば、
日本語では、「私はあなたを(が)好きです」と言いますが、
これを英語では、I love you と言います。
つまり、日本語では、主語である「私」の後に、~を、にあたる目的語の、
あなたを、がきますが
英語では、主語である I のあとに必ず、~する、にあたる動詞の
love がきます。
日本語では、「私は 好きです あなたを」という I love you というような
順番では、めったに話しませんので、
慣れないと、なかなかわかりにくい、ということになるわけです。
そして、二つ目は、英語は聞き取りにくい、ということです。
英語を話しているのを聞くと、早口で、小さい音が混じっているような、
感じがします。
早口に聞こえるのは、専門的には、「拍」の違いなんだそうです。
どういうことかと言いますと、たとえば
英語の「スプリング spring 」、「春」のことですが、これを例にとりますと、
日本語では、ス・プ・リ・ン・グと5つの拍でスプリングと言いますが、
なんと英語では、1つの拍になって、スプリングと一気に言うんだそうです。
5つの音を、1つの音にして話されたら、それは早く感じますよね。
それに加えて、英語を話す外国の方は、子音だけ、
つまり、この spring の例では 最後の g の音だけを
発音することができるそうです。
日本語は、このg のあとにu がくっついて、
どうしても、「グ」という発音に、なってしまいますよね
この例は、まだ、何とかなりそうですけれども、これが聞き取りにくい。
日本語は、たとえば、
かきくけこ、の5つの音のあとには必ず、か・(ア)、き・(イ)、く・(ウ)、
のように、アイウエオ、の母音がくっつくので、
はっきりしていて、聞き取りやすいのですが、
英語は日本語にない、先ほどのg などの、子音だけの、小さな音が混じるので、
小声のところがある、言わば、はっきりしない言葉、に聞こえるわけです。
この、語順と音(拍)の違い、の二つを、しっかりとらえて、
英語の文章を作ったり、聞いたり、話したりしていくと、上達が早い、
と思います。
海外にいろいろな友達がいるのも、世界が広がって楽しいのではないか、
と思いますが、いかがでしょうか。
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