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覚えることは思い出せること

  • soukou268
  • 2023年4月11日
  • 読了時間: 2分

昔読んだ本の中に、こんな問題が書いてありました。

全人類が、隣の人と、一対一で、一斉にじゃんけんをして、

最後の一人の勝者を決めるまで、

いったい何回、じゃんけんをしなければならないか

というものでした。

答えは、33回、(80億人として)です。

80億を2で割ると、40億、さらに2で割ると20億

また2で割ると10億、というように、半分ずつになっていきますが、

この割り算を、33回やってみると、1未満になります。

つまり、一人の勝者が決まるわけです。

逆に、この割り算を、掛け算にして、2を33回、掛けてみると

80億を超えるわけですが、実感がわかないですよね。

実は、この掛け算の方と、同じようなことが、何かを覚えるとき、

たとえば、歴史上のできごとなどを覚えるときに

当てはまる、という話を、したいと思います。

説明しますと、たとえば10の歴史上のできごとを覚えると

ひとつずつでは、10しかありませんが、

このうちの、2つのことがら同士の関係を見た場合、

この10の中から、2つを取り出す、組み合わせは

45通りになりますから、

合わせて、55通りの、見方や知識が、出てきます。

そして、さらに三つのことがらの組み合わせは、120通り、

というように、順番に、4つでは、5つでは、とやって、足していき、

さらに、その結果、得られた、新たな見方や知識同士の関係を見ていくと

それはもう、膨大な数の見方や知識が、育ってくるわけです。

これは、かなり実感として、わかるものがあります。

そして、どうも、脳の神経ネットワークは、こうなっているらしいのです。

つまり、最初に基本的な、いくつかのことを、覚えてしまうと、

そこがひっかかりとなって、新たな見方や知識が広がります。

そして、だんだんと、その裾野が広がって、世界が明るくなって、

よくわかってくる、ということになるわけです。

ポイントは、覚えることがらに対して、

どうしてだろう? 何のために? これがあるとその先には?

などの疑問をもっておくことだと、思います。

そういった疑問をもっていると、

ある日、突然、そういうことだったのか! ということが

起こります。そうすると、もう大丈夫です。

うれしくて、とても面白くなってきます。

そもそも、覚えている、ということは

思い出せる、ということです。

一つのことが、周りと関係を持っていれば、

苦も無く、思い出せるのは、みなさんもよく体験することでしょう。

案外、覚えることは、よく考え、調べること、なのかもしれません。

最初の基本を覚えるうちは大変ですが、

やってみると、ハマってしまう、かもしれませんね。

 
 
 

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